遺言書に盛り込める内容

遺言書に盛り込める内容は「遺言事項」と「付言事項」の2種類があります。詳しく説明致します。

遺言事項

遺言事項には法的に効力があります。

①遺産分割方法と遺贈

②負担付贈与

③遺言執行者の指定

④祭祀主催者の指定

⑤相続人廃除・廃除取り消し

⑥婚外子認知

⑦未成年者後見人(未成年者の面倒を見る人)の指定

主に上記7点が法的に効力のある遺言事項です。

付言事項

付言事項には法的な効力はありません。

①家族等へのメッセージ

②葬儀屋お墓などの希望

上記付言事項は法的効力こそないものの、家族の心情に配慮した付言を残すことで無用なトラブルを避けることに繋がります。

まとめ

遺言書を書く際は、「遺言事項」と「付言事項」をしっかり区別して記入しましょう。「付言事項」を記入する場合は、わかりやすいように「付言」と書いてからその下に記入するのがおすすめです。

    遺言書に盛り込める内容” に対して12件のコメントがあります。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です